ビールグラスの13種類を徹底解説【わかりやすいビール検定対策】

こんにちは。静岡のビール女子、麦風夢子です。

今回の記事ではビールグラスについて解説していきます。

皆さんは、ビールグラスと言われてどんなグラスを思い浮かべますか?

ビアガーデンで飲むようなビアジョッキ?

クラフトビールはワインを飲むようなグラスに注がれている時もありますよね。

ビールグラスは実はとても多くの種類があります。

ビールも多種多様ですが、グラスもそのビールの個性を生かすようにさまざまな形があります。

今回は、13種類のビールグラスを取り上げます。

ビール検定頻出の知識を効率よく勉強できるような構成になってますので、ぜひお役立てください。

目次

1 シュタンゲ

シュタンゲは、ドイツのケルン地方で作られる、ケルシュ用のグラスです。

容量は200ml。この容量については要チェックです。

シュタンゲとはドイツ語で「棒」という意味で、見た目も棒のようにシュッと真っ直ぐです。

ケルシュは独特なお盆に乗せられて、運ばれてきます。このお盆のことを、シュタンゲ・クランツと呼びます。

ポイント

・容量は200ml
・シュタンゲはドイツ語で「棒」
・「シュタンゲ・クランツ」というお盆に載せられて運ばれる

2 パイントグラス

英米で容量に違いがあります。

イギリスは568ml、アメリカは473mlなんです。

過去、1級の問題では、パイントグラスの出っ張りを何というか?という問題が出ました。

皆さんなんだかわかりますか?

答えは、「ノニック」(英語では「no nick」)

“nick”は欠け目とか傷という意味で、「欠けなし」ということ。
グラスのフチが欠けるのを防ぐ役割があるのです。

ポイント

・イギリス568ml
・アメリカ473ml
・でっぱりの名称は「ノニック」

麦風おすすめのパイントグラス。
ヤッホーブルーイング「水曜日のネコ」の柄のグラスはいかがでしょう?

とってもポップで可愛いですよね。

3 IPAグラス

独特な”うねうね”のあるIPAグラス。
写真問題で、このグラスはどんなスタイルを飲むときに用いられるか?といった問題がでました。

このグラスを販売しているのは、ドイツの老舗「シュピゲラウ社」です。

4 ビールブーツ

とても、面白い形のグラスですね。
コメダ珈琲で見たことがあります(笑)

このビールブーツ。飲むときに、つま先を決して真上に向けてはいけない!

それは何故か。

つま先に空気が入ってしまい、飲んでる途中に、中のビールが押し出されてしまうからです。ビールがあふれて、身体中ビールまみれという大惨事に。

気を付けましょう。

5 パウェル・クワック

一番、形が独特なグラスです。

馬の上でも飲めるように開発されたといわれています。どんだけビールが飲みたいねん!って感じですが、ビール検定では名前と形を覚えておけばOKです。

6 チューリップグラス

主にエールを飲むときに使用します。

グラスの上部がくびれていることで、泡を固めるので、泡持ちがよくなるメリットがあります。

7 ゴブレット

ゴブレットの語源は”突き出た尖がり口”だそうです。
ドイツ語で「ポカール」と呼ばれたりします。

ゴブレットは、飲み口が広いことが特徴です。

飲み口が広いということは、あまり急な角度で傾けるとビールが顔にかかってしまいます。
なので、バーレイワインなどのような、アルコール度数が高くじっくり味わうタイプのビール向きです。

また、香りが漂いやすいというメリットもあります。

8 ビアジョッキ

みなさん、おなじみのビアジョッキです。

世界最大のビール祭り、オクトーバーフェストでは1Lサイズのジョッキでビールが提供されます。これを、マスジョッキといいます。

ちなみに、麦風が持っているのもマスジョッキです。

麦風夢子
麦風夢子

カンパーイ

9 フルートグラス

細身なフォルムのフルートグラス。

グルートグラスは飲み口が細いので、口に流し込めるビールの量が限られます。
そのため、酸味のあるランビックやフルーツビールを飲むのに適したグラスです。

10 ヴァイツェングラス

曲線が美しいヴァイツェングラスは、ドイツの白ビール「ヴァイツェン」を飲むのに適しています。

容量は500mlものもが一般的です。

次に出てくるピルスナーグラスと形が似ていますが、ヴァイツェングラスのほうがちょっとくびれています。

11 ピルスナーグラス

ビール検定の2級で、ピルスナーは取っ手のない足つきグラス全般の総称である〇か×か?
というような問題が出ました。

ピルスナーグラスは足があるもの、無いもの、両方あります。

12 シュタイン

ドイツに行くとお土産屋さんでめちゃめちゃ売っています。

シュタインは蓋つきのビアマグです。

中世ヨーロッパで使用されており、その当時流行していたペストがハエを媒介して感染することが知られていたことから、ビールの中にハエが入ることを防ぐために蓋がついたという説があります。

13 タンブラー

タンブラーの語源は「倒れる、転ぶ」という意味です。

ラガー全般に使用されるグラスであることをチェックしておいてください。

まとめ

ビールグラスについての知識は深まりましたか?

今回紹介したのは13種類のビールグラス。

  1. シュタンゲ
  2. パイントグラス
  3. IPAグラス
  4. ビールブーツ
  5. パウェル・クワック
  6. チューリップグラス
  7. ゴブレット
  8. ビアジョッキ
  9. フルートグラス
  10. ヴァイツェングラス
  11. ピルスナーグラス
  12. シュタイン
  13. タンブラー
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

21歳でビール検定2級合格→ビール検定をアピールして就活に成功。現在はビール検定1級合格を目指し勉強中。「びあけん図解」「予想問題」などビール検定に役立つ記事を書いています。

コメント

コメントする

目次