みなさん、こんにちは。
麦風です。
黒ビールといえば、1番有名なのはやはり
アイルランドの「ギネス」ですよね。
ところで、黒ビールってなぜ黒いのでしょう?
何の色から来るのでしょうか?
今回はそんな気になるビールの色について
書いていきたいと思います。
1 ビールの色は「麦芽」と「水」で決まる
1-1 麦芽の色
ビールの原料である麦芽。
上の写真はほんの一部ですが、薄い色から濃い色まで様々です。
色の濃い麦芽は、コーヒー豆のように焙煎をしています。
こういった濃色麦芽はその色合いによって、
カラメル麦芽、チョコレート麦芽、黒麦芽等と呼ばれます。
ちょっとおいしそうw
1-2 水の硬度
ビール1リットル作るのに、およそ5〜10リットルの水が使われています。
ビール作りにおいて水は重要です。
硬水、軟水という言葉を聞いたことありますか?
日本の水はほとんど、軟水ですが、
たまに海外のミネラルウォーターを買うと
びっくりする味のものありますよね。
表現が難しいですが、麦風は牛乳みたいな味に感じます。
あれが硬水です。
水の硬度は、水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの濃度によって変わってきます。
硬度の高い水は、麦芽の穀皮に含まれるタンニンが溶け出しやすくなる等の影響から、
濃色のビールになりやすいです。
2 青いビール?緑のビール?
2-1 網走ビールは色が強烈
真っ青なビールを見たことがありますか?
北海道にある網走ビールが作る
「流氷ドラフト」というビールです。
オホーツク海をイメージしているそうですが
それにしても鮮明なブルーです。
流氷ドラフトは着色のために
天然色素のクチナシが入っています。
網走ビールには、「知床ドラフト」という緑色のビールもあります
このビールの着色もクチナシ由来のようです。
2-2 シロップを後から混ぜる伝統的なビール
網走ビールは醸造過程で着色していますが、
出来上がったビールをシロップで割る、
ドイツのベルリーナヴァイセというビールを紹介します。
もちろんそのままでも美味しいですが、
ベルリンのBARなのでは、シロップで割って提供させるのが一般的です。
伝統的な飲み方なのだそう。
ベルリーナヴァイセはドイツ・ベルリンで作られる白ビールで、
ちょっと酸っぱいです。
白ビールなので、本来の色は薄い黄色ですが、
赤色のラズベリーシロップや
緑色のクルマバソウシロップで割って飲みます。
コメント