クラフトビールのPOPなどで「ワールドビアカップ金賞」の文字、見たことありませんか?
ワールドカップといえばサッカーですが、ビール業界にも「ワールドビアカップ」というビールのコンテストがあります。
ビール検定ではワールドビアカップとは何かや、受賞した銘柄などが問題に出ます。
今回は、ビール検定で役立つ!という視点で、ワールドビアカップについて解説していきたいと思います。
ビール検定について気になる方はこちらの記事をご覧ください
ワールドビアカップは過去問頻出
まずは、過去に出題された問題を見てみましょう。
10年熟成した「ナインテイルドフォックス」が、「ワールド・ビア・カップ2016」の「エイジドビール部門」で最高賞の金賞を日本のビールメーカーとして初めて受賞した。この商品を販売している会社名を記せ。
皆さんわかりましたか? 正解は那須高原ビールです。
ちなみに、ナインテイルドフォックスを日本語に訳すと「九尾の狐」某有名少年漫画の主人公のようなお名前ですね。
「ナインテイルドフォックス」を飲んでみたい方はこちら↓で購入できます。
https://nasukohgenbeer.ocnk.net/product-list/4
ワールドビアカップとは
ワールドビアカップは2年に1度開催される国際的なビールの審査会です。
世界中の国から様々なスタイルのビールが集まり、そのスタイルごとに審査され、優れたビールが決まります。
ワールドビアカップ2018では、
- ビールの銘柄数
8,234銘柄 - 参加した醸造所数
2,515醸造所 - 参加国
66か国 - ビアスタイル
101種類
と、かなり大きな規模のビールコンテストであることが分かります。
ワールドビアカップは、ビアスタイルによって細かくカテゴリ分けされており、スタイルごとに金・銀・銅賞が贈られます。
カテゴリは毎回増えていて、2018大会は101のカテゴリが設けられました。
▼公式HP▼
https://www.worldbeercup.org/
日本のビールの受賞歴は?
日本のビールは1996年の第一回大会から通算74の賞を受賞しています。(2018年現在)
2018年の前回大会では2つの銘柄が受賞しました。
ゴールドorブロンドエール部門銅賞 信州浪漫オリジナルエール/麗人酒造・諏訪浪漫ビール
ヘフェ・ヴァイツェン部門銀賞 白-Shiro-/コエドブルワリー
ちなみに1996年の第一回大会は上原酒造(現:エチゴビール株式会社)が受賞しています。
フォーリンスタイル・スタウト部門銅賞 エチゴスタウト/上原酒造
そのほかの日本の受賞ビールはこちらから検索できます
世界5大ビール審査会
ワールドビアカップの他に、下記の4つを合わせて世界5大ビール審査会と呼びます。各審査会の日本の受賞銘柄は要チェックです。
- IBA(インターナショナルブルーイングアワード)
- EBS(ヨーロピアンビアスター)
- IBC(インターナショナルビアカップ)
- AIBA(オーストラリアンインターナショナルビアアワード)
※このブログではその他ビール検定に役立つ図解を投稿しています
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