ビール検定過去問の出題傾向分析2級は醸造工程と歴史からの出題が多め。

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こんにちは。麦風です。

この記事では、日本ビール検定2級の過去問からどんな問題が出るのか分析した結果をご紹介します。

麦風夢子
時間がないけど、どこを優先して勉強すればいいの?

と思っている方。

教科書のここだけは読んどいて!という項目をまとめたのでご覧ください。

麦風の2級受験体験談はこちら

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目次

1 ビール検定2級のレベル

1-1 ビール検定2級の検定概要

ビール検定公式テキストから引用。まずはどんな試験か確認しましょう。

出題レベル ビールの文化・歴史を語ることができ、ビール通になりたい方を対象とした中級レベル。酒類を扱う仕事の方や、ビール愛好家向け。ビアバー・ビアパブでの会話も弾みます。
出題範囲 本書を深く学習、理解すれば合格可能です。また、主要な輸入ビールや国内クラフトビールの話題からも数問出題します。
実施時間 1時間
合格基準 70点以上(100点満点)
出題形式 マークシート形式

70点取れれば合格です。どうしたら70点取れるのか戦略的に考えていきましょう。

この記事では、どの分野で何問出題されるかを紹介します。

1-2 ビール検定2級の合格率

第1回から第6回までの平均合格率は43.8%です。

結構、難関資格ですよ。10人受けて4人ちょっとしか合格できません。

ただ、合格点が70点、平均点が65点なのであとちょっとのところで・・・という人が多いようです。

合格不合格の差は、教科書のコラムまで読むか読まないかの差だと思います。
コラムからは、結構そのまま出題されるのです。

しかも、コラムは「へぇ~」と思うような記憶に残りやすい情報なので、
一度さらっと目は通しておきましょう。

2 ビール検定の出題傾向

今回の出題傾向はビール検定公式テキスト【2018年4月改定版】の目次に即して
います。

※2020年4月改訂版の目次は2018年4月改訂版と変わりありません。

教科書のどこから優先的に覚えていくべきか。そのあたりを考える参考にしてください。

公式テキストの目次は以下の通り。

テキスト目次

Part1 ビールの基本
 Capter 1 ビールとは
 Capter 2   ビールの原料
 Capter  3   ビールの醸造工程

Part2 ビールを知る
   Capter  1   さまざまなビアスタイル
 Capter  2   ビールの世界史
 Capter  3   ビールの日本史

Part3 ビールの文化
 Capter  1   ビール文化を支える人々
 Capter  2   ビール文化と触れ合う場
 Capter  3   ビールの生産と消費動向

Part4 ビールを味わう
 Capter  1  ビールのおいしさ
 Capter  2  ビールをさらにおいしく
 Capter  3 
アルコールと健康

2-1 第6回ビール検定出題傾向

1位 製造工程 22問
2位 さまざまなビアスタイル 15問
3位 ビールの世界史 13問

2-2 第7回ビール検定出題傾向

1位 ビールの製造工程 21問
2位 様々なビアスタイル 16問
3位 時事問題 14問

 

2-3 醸造工程、歴史の勉強は必須

第6回、第7回ともにビールの醸造工程と歴史の勉強は必須です。

醸造工程

醸造工程は第6回で22問、第7回で21問出題されています。その中で正答率50%以下は1問だけ。

問題:ビールの熱処理について正しいものを次の選択肢より選べ

(a)日本で市販されているほとんどのビールで採用されている殺菌工程である
(b)ビールの発酵技術が進んだ結果、熱処理をしない「生ビール」が普及した
(c)ビールをびんや缶に詰めた後に熱処理する方法は、40℃で10分加熱が必要である
(d)熱処理が採用される以前のビールは、酵母入りが一般的だった

第7回ビール検定より

この問題。情報としてはすべて教科書に載っているんですが、
かなり作りが意地悪です(笑)

(a)はほとんどのビールで採用されているが×ですね。

(b)は「発酵技術」ではなく「ろ過技術」が進んだ結果なのです。

麦風夢子
まったく、意地悪な問題!

(c)は40℃ではなく60℃です。ここは数字を覚えていたかどうかですね。

ということで正解は(d)です。

 

この問題が一番正答率が低い(正答率36%!)なので
基本的に教科書を読んでおけば素直に解ける分野です。

逆にここで落とすのはもったいない!

歴史

歴史問題は世界史、日本史と別れます。

暗記が多く、大変な分野ですが、だからこそ狙われる!!

第6回では21問、第7回では23問の出題があります。
正答率はバラつきがあり、難易度が低い問題から高い問題まで
まんべんなくといった感じです。

第7回で最も正答率が低い問題(正答率19%)は日本史の分野からでした。

戦時中の冠婚葬祭用に使用されていたビールのラベルの文字を答えさせる問題です
たしかに同じ画像は載ってるのです。細か~。

テキストをお持ちの方は【p117】をご覧ください

2-4 時事問題を対策するなら

時事問題も第6回で10問、第7回で14問出題と
かなりウェイトが高いです。

私も、時事問題対策については苦戦しています。
絶対に1問、2問は

麦風夢子
「そんなん知らねぇーよ!!!」

という問題が出ますので諦めの心も大事です。

2級の場合、時事問題を追うよりは
しっかりと教科書を読んだほうが合格に近づきます。

ただ1つだけ、麦風が絶対に出ると思うのは
キリンが毎年発表している世界のビール市場統計。

これについては、2019年最新版を当ブログでまとめているので
チェックしてください。

その他、2019年ビール検定時事問題はこちらから

まとめ

ということで、時間がない皆さん。

テキストを開いて以下の項目から読んでいきましょう。

  1. Part1 Capter3   ビールの醸造工程
  2. Part2 Capter2 ビールの世界史
  3. Part3 Capter3   ビールの日本史

「諦めたらそこで試合終了ですよ!」

麦風も頑張ります!

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この記事を書いた人

21歳でビール検定2級合格→ビール検定をアピールして就活に成功。現在はビール検定1級合格を目指し勉強中。「びあけん図解」「予想問題」などビール検定に役立つ記事を書いています。

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