みなさんこんにちは。麦風(@beerdreamdiary)です。
ビール検定を学んでいると「日本人で初めて○○した人」が出てきます。
今回は、日本人で初めてビールを飲んだ人をご紹介します。
目次
日本人で初めてビールを飲んだ人「玉虫左太夫」
玉虫左太夫(たまむしさだゆう)は
日本人で初めてビールを飲んだ人物といわれています。
彼は、幕末の仙台藩主。
1860年にアメリカの軍艦とともに世界を一周した幕府遣米使節団に、記録係として同行した人物です。
遣米使節団には、あの勝海舟や福沢諭吉もおり、そうそうたる顔ぶれ!
でも、実は玉虫さん外国語はしゃべれなかったそうです。
なぜ彼が使節団に選ばれたのか。
それは大変筆まめで、「記録係」としての才能がすごかったからなのです。
今の時代、ビデオやカメラなどが記録する役割を大きく担っていますが、当時見聞きしたことを書き留めることの重要性は
それはそれは大きかったことでしょう。
それにしても、筆まめってうらやましい才能ですね。
玉虫さんが今の時代に生きていたら人気ブロガーになっていたんでしょうか。
玉虫左太夫のビールの感想は?
そんな彼は、アメリカ軍艦の船上で初めてのビールを飲みます。
その時書いたレビューは「苦味ナレドモ口を湿スニタル」今風に言えば「苦いけどまぁまぁうまいんじゃない?」的なコメント。
ちなみに、使節団を乗せた船は、南アフリカ近辺でかなりの水不足に陥り、水一滴を争う状態だったよう。
そんな中で飲んだビールは相当うまかったんじゃないだろうか?と思うのですが、辛口のレビューですね・・・。
ちょっとツンデレな人なのでしょう。
玉虫さんの旅行記は「渡米日録」という文献にまとめられています。
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