2019/10/28 サッポロニュースリリース
サッポロビールから、カールスバーグ所有ブランド「クローネンブルク1664ブラン」が発売されるというニュースです。
発売日は2019年11月12 日。
クローネンブルクはフランス発祥のビールブランドです。
ブランはフランス語で「白」を表すので、今回のニュースはクローネンブルクの白ビールタイプをサッポロが日本で販売するよという内容です。
余談ですが、ブランの実際の発音は「ブロン」に近いようです。日本のカタカナ表記だと「ブラン」になることが多いです。
例えば、ケーキの「モンブラン」(mont blanc)など。mont は山という意味で、モンブランは白い山という意味なのですね。
「栗のケーキ」だと思っていました。
さて、この記事では今回のニュースの中でカールスバーグとクローネンブルグの関係について書いていこうと思います。
まず、カールスバーグについて。
世界的なビール会社ですね。デンマークで設立されました。
ちなみに、カールスバーグ(会社)のカールスバーグ(ブランド)は、サントリーが1986年からライセンス生産しています。
ライセンス生産とは、他社が開発した製品をロイヤリティを払って自社で製造・販売することです。
その他、世界的なビール会社としては
- ABインベブ(ベルギー)
- ハイネケン(オランダ)
- モルソン・クアーズ(米国)
なんかを押さえておけば良いと思います。
さて、カールスバーグはデンマークの会社とお伝えしましたが、クローネンブルクはフランスの発祥です。
これは、世界的なビール会社はM&Aを繰り返してることから起こります。
簡単に言うと、カールスバーグがフランスのクローネンブルクを買収したと言うことですね。
(その間に何社かの合併があるので、カールスバーグが直接クローネンブルクを買収したわけではありません。)
そのクローネンブルクは1664年に設立されました。(商品名の中の西暦は設立年からくるのですね。)
クローネンブルクのメジャーなラインナップとしては以下の通りです。
- クローネンブルク
- 上位ブランド(いわゆるプレミアムビール)のクローネンブルク1664
- 白ビール版のクローネンブルク1664ブラン
サッポロビール株式会社が2019年11月に販売するクローネンブルク1664ブランを所有している企業を答えよ。
(a)カールスバーグ
(b)ハイネケン
(c)ギネス
(d)ABインベブ
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